研修報告:令和4年度 第1回虐待防止研修について

7月20日に当院会議室にて、今年度の第1回虐待防止研修会が開催されました。各部署より参加募集し、会場が密にならないよう調整もしながらも計45名と、久々にたくさんの職員が集まる研修となりました。

講師は大塚明先生をお招きして、虐待に関する基礎知識や法的な側面からお話をしていただきました。普段の生活の中でも、我々医療者は自覚を持って業務だけではなく、倫理、道徳面に十二分の配慮しながら人とかかわっていく必要があります。この研修を通して自身の人とのかかわり方を振り返り反省すべき点は改善し、自他ともに不快な気分にならないように努力していきたいと思います。

今回の研修が無駄にならないよう全職員にて周知し、これまで以上に思いやりのある病院にしていきたいと思います。

垂水病院 院内行事「夏の大創作!」

新年度を迎えたと思ったら、あっという間に6月。毎日の天気に合わせて服装も悩みがちです。

先日のテレビで、『九州地方は梅雨入りしていないのに、先に関東甲信地方が梅雨入りするのは17年ぶり』というニュースを見て、へぇ~、そういうこともあるんやなぁと驚いています。西から順番に梅雨入りしていくイメージですもんねぇ。この辺りも、ぼちぼち梅雨入りしそうな雰囲気でしょうか。

さて、そんな雨の時期にピッタリな企画ということで、各病棟の患者様と職員も一緒になり、まさに一致団結!な作品作りを行いました。

お花紙をまるめて台紙にたくさん貼っていき、アジサイの花を作ります。

おひとりおひとりに作っていただいたものを一枚の紙にまとめ、見事なアジサイ畑の完成です。花の間からカエルたちが顔を覗かせているのもかわいいですよね。

 

皆さんじっくりと集中して取り組まれ、花の置き方や大きさなんかも工夫して、個性豊かな作品に仕上がりました。こういう季節を感じられるアートも良いですね。

皆で楽しみ、穏やかな気持ちになれた時間でした。

 

 

 

令和4年度スタート!

春の風を感じるというより、少し汗ばむ暑さの日も増えてきました。

久しぶりの更新ですが、令和4年度もどうぞよろしくお願いいたします。

 

ホームページでも報告させていただいたのでご存じの方もあると思いますが、2月18日、当院4階病棟で複数名の発熱者があり、PCR検査の結果、コロナ陽性が判明し、同時にクラスター発生となりました。

第一報を聞いた時のことは今でも忘れられません。

その4日後、別フロアの5階病棟にもコロナ陽性者が出て、感染者の増加とともに、このオミクロン株の猛威に震える程でした。

非常に危機的な状況ではありましたが、全職員が収束に向け尽力し、患者様の協力もいただきながら、なんとか3月31日に収束することができました。

春の陽気に包まれ、新館移転時にOB会の皆さまに植栽していただいた桜の木や、正面玄関のミモザの枝木も気持ちよさそうです。そんな風景を眺め、ほっとひといきつける、そんな日を本当にありがたく思える今日この頃です。

垂水病院 新年行事

令和4年を迎え、垂水病院も新しい年のスタートとなりましたが、皆さま今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、去年の新年会は新型コロナ感染予防のため中止となり、今年はどうかなぁと案じていましたが、充分な感染対策をしながらできる範囲でやっていきましょうということで、久しぶりの全体行事です。入院患者様にも不要不急の外出自粛をお願いしていますし、体の衰えでなかなか外出しにくい方も多い中、少しでもお正月気分を味わって楽しんでいただけたらと思い、作ってみました。

作業療法士特製、ステイホーム式初詣セットです!病棟内やOT室など様々な場所に設置できますので、気軽に初詣気分を味わえ、たいへんに優れモノです。

病棟ごとでの新年会、今年は見た目にも楽しんでもらえたように思います。

そしてもうひとつ、1月の恒例行事の書き初め大会。

こちらも入院患者様で参加希望を募り、密を避けながらの開催となりましたが、ご自身の退院後の生活やその中での目標、決意などを思い思いに書いていただいたり、お手本を見ながらじっくり集中して書く方など様々でした。

スタッフも一緒に参加しましたが、いざ書こうとすると漢字が思い出せない(笑)

電子カルテになってからさらに文字を書くことが減り、ちゃんと日頃から書かないと忘れるなぁと痛感した時間でした(^^;)

垂水病院 年の瀬の風景

当院も本日が仕事納め。明日から年末のお休みに入り、新しい年を迎える準備も着々とというところです。

12月は昨年と同様、新型コロナウイルス感染防止対策を行いながら、各病棟でクリスマス会を実施しました。5階病棟ではプログラム内でお花紙アートに取り組み、デイルームをクリスマス仕様にしました。

クリスマス会終了後、「ケーキおいしかったよ」・「景品もらえてよかった」と嬉しい言葉を頂き、患者様もスタッフも楽しい時間を過ごすことができました。

 

また、各部署で年末の大掃除も行っています。作業療法室もスタッフで手分けして頑張りました。途中からは事務長も加わり、庶務課の窓をゴシゴシ。

寒いね~と、テラスの冷たい風に震えながらも、無事一段落。この年末の大掃除が終わると安心感からか、なんだかホッとしますね。

さてさて、今年もあとわずかですが引き続き体調管理と感染対策はおろそかにせず、無事に新しい年を迎えたいと思います。また今後も垂水病院の取り組みや普段のひとコマをお届けしていきますので、来年もよろしくお願いいたします。

皆さま、どうぞ良いお年を~(^^)/

垂水病院 看護学実習での取り組み

令和3年12月に当病棟にて、コロナ禍が少し落ち着いた状況の中、久しぶりに実習を受けることになりました。

今回、学生を迎え入れるにあたり、私自身が研修で学んだ一つの試みとして、ウエルカムボードを作成しました。

実習初日、病棟に来た学生たちは、ボードを見て緊張していた表情が和らぐのを感じましたし、私自身も初めて指導するという緊張が少し軽減されました。そしてこの緊張緩和によって、その後の実習が円滑にすすめられたのだと思います。

今後もこの経験を活かし、学生たちにのびのびとした実習をしてもらいたいと思います。

院外研修:令和3年度 新入職者野外研修

令和3年10月9日に当院の新入職者野外研修を行いました。新型コロナウイルスの影響で例年9月ごろに実施している研修ですが、延期して10月の開催となりました。

KOBE WESTにて陶芸の絵付け体験、パターゴルフ、バーベキューを企画し、今年度の看護部新入職者3名、看護部長、副部長、各病棟の師長、副師長、実施指導者と一緒に、10月と思えないほどの猛暑の中でしたが、とても楽しい一日となりました。

陶芸の絵付け体験ではお皿やコップ、お椀などの好きな陶器を選び、じっくり集中して絵付け。力作たちが並び、できばえにも大満足でした。

パターゴルフの時には、普通にやっては面白くないということで(笑)ひと工夫を。ひしゃくや何やらとスティックを様々なものに変えて打ってもらい、プレイヤーの四苦八苦する姿に歓声も大きくなり、笑いあふれるパターゴルフでした。

バーベキューでの昼食、普段はなかなかお話しする機会のない看護部長や副部長、そして各病棟の師長副長と、病棟業務の話や中にはプライベートの話もできたりということで、『とても勉強になった』『緊張も和らぎ、垂水病院のチームワークの良さを感じることができた』などの声もあり、有意義な時間になりました。

今回の新入職者野外研修がひとまず終わり、次は病棟間を移動してのローテーション研修が控えています。このような機会を通じて、今後の研修や業務への不安が少しでも軽減されたらと思います。また、この先も仕事で悩むことがあると思いますが、相談できる上司がいることで安心して業務に取り組んでもらえたらと思います。

垂水病院 フライングディスク大会

感染対策が続く中、入院患者様の楽しみや息抜きの場の一環として、当院の企画運営委員会主催でフライングディスク大会が行われました。

病棟毎に時間を分けて、会場と物品は使用後消毒も行いながら、スタッフひとりひとりが細心の注意を払いながらの開催でした。

  

久々の院内イベントのおかげか、参加された患者様も熱心にプレーされ、「楽しかったからまたやってほしい」というお声もいただいたりしながら、たくさん笑顔が見れた一日となりました。

まだまだ予断を許さない状況ではありますが、このような院内イベントもしっかりと感染対策をしながら、患者様が楽しめる内容を少しずつ再開できればと思います。

院内研修:人工肛門ケア・中心静脈栄養について研修会

七夕もあいにくの雨模様で、じめじめした日が続いてますね。新年度が始まったかと思えばあっという間にもう7月、年々時間の流れが早くなるなぁと感じるこの頃ですが、今回は研修報告をお送りしたいと思います。

6月16日(水)にアルケア株式会社と大塚製薬株式会社の2社から講師を招き人工肛門ケアの基礎知識と中心静脈栄養について研修会を開催しました。

病状の悪化により、経口からの栄養摂取が摂れない患者様に対し、点滴(輸液)での栄養補給が求められます。高カロリー輸液を補給するための操作方法や注意点、特に感染対策について講義を受けました。

 

人工肛門ケアでは、ケアに使用する装具や用語の説明を受け、用途に合わせた装具(袋)を種類別にご持参頂きました。手に取って見ることで、違いを知ることができました。

人工肛門が再現された模擬人工肛門を使い、装具の交換方法の体験学習ができました。人工肛門のサイズに合わせ装具のカットは難しいですが、専用はさみを使用したり、工夫点など分かり易い講義を受けたおかげで人工肛門にピッタリ合ったサイズの装具が完成しました。今後も看護ケアのスキルアップに努めて行きます。

令和3年度スタート!

令和3年度の4月、当院も新しい職員が増えたり異動があったりと様々な変化がありました。

看護師のユニフォームも日勤者と夜勤者との区別もできるようになり、近年、働き方改革の一環として、注目されてきているユニフォームの色分けが当院でも取り入れられました。変化の大小様々で心機一転ではありますが、感染対策は引き続き重点的に取り組みながら、日々看護を行っています。

 

患者様や多職種の方からは「夜勤者がわかりやすくていいですね」「色分けが良いですね。」と好評です。

 

そして話題がもうひとつ。

垂水病院に春が来ました!💛

昨年植えた玄関の3本のミモザが見事に咲きました。

春風にフアフアと揺れるミモザは、コロナ感染の恐怖に疲れた患者様や職員の心をなごませてくれます。花の期間は短く、もうすでに満開を過ぎましたが、来年もっとたくさん花を付けてくれると楽しみです。

ミモザの他にも、今年は、赤い花を付ける金宝樹や、ピンクの百日紅は夏に咲くので楽しみです。

職員の皆様も、昼休みや検温担当になった時、少し玄関の花々に癒されてくださいね🌸