三杉会48周年記念大会

2026年7月11日 第48回三杉会記念大会を開催いたしました。今回の記事はこの大会や依存症治療拠点研修などを企画運営しているスタッフに書いてもらいましたので、ぜひご一読ください。

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三杉会48周年おめでとうございます。

記念大会は主にアディクション委員会が運営させていただきました。病棟患者様・断酒会の当事者様・その家族様など、61名の方と、ご来賓の方が2名の、計63名がご参加くださりました。ご来賓の方にはお祝辞をいただき、誠にありがとうございました。

その後、体験談の発表では病棟患者様、当院OBの方、家族の方からそれぞれの酒害体験を聞くことができました。酒害は人それぞれではありますが、皆様回復の道を進んでいる仲間であることは同じです。体験談を聞くことで、参加者全員が回復の道を進む糧になったのではないでしょうか。

後半の記念講演は「内科医が思う、アルコール依存症の人に気をつけてほしいこと」と題して、当院内科医の金子昌裕先生にお話をいただきました。前のめりになりながら聞いている様子や、終わった後に「聴けて良かった」と複数のお声があり、大変ご好評でした。スタッフとしても非常に勉強になったので、今後の業務に活かしていきたいと考えております。

これから、節目である50周年に向けて、より良い記念大会を検討していきたいと思います。

最後になりましたが、記念大会に携われたこと、心から感謝しております。三杉会の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

自衛隊阪神病院 依存症勉強会

今年度の当院の依存症専門病棟の目標の中に、「依存症を認知してもらえるよう、地域活動に注力する」を掲げております。

依存症の患者様への関わり方で悩んでおられる医療機関なども少なくないという事を、様々な研修会や交流会で耳にしていました。そこで何か出来る事はないかと多職種で話をし、依存症の勉強会を地域でさせていただこう!という事になり、第一弾として7月9日(月)に川西市にある自衛隊阪神病院さんへ医師・看護師・精神保健福祉士の3名で伺い、勉強会を開催させていただきました。

「依存症とは何か?」「どのように関われば良いのか」など、私たちの経験をもとにお話しさせていただきましたが、医療従事者だけではなく自衛隊の部隊の方々にもご参加いただき、こちらも身が引き締まる思いでした。

皆さん熱心に講演を聞いてくださり依存症治療について関心をもっていただき、何より情報共有が出来ることにとても嬉しく思いました。

実際に講演をする中で、地域の医療機関の方々が依存症治療の対応で苦労されておられるなと改めて感じ、これからも地域への活動を続けたいと思える出逢いになりました。勉強会を快く受けてくださった、自衛隊阪神病院の皆様に改めてお礼申し上げます。

依存症治療について・依存症の患者様への対応などでお困りの医療機関や地域の機関の方がおられましたら、お気軽に相談していただければと思います。

デイケア七夕パーティー

 

先週のことになりますが、デイケアで七夕パーティーを開催しました!

まずは当日までの創作活動の時間にメンバーの皆さんと一緒に飾り付けを行いました。すずらんテープで天の川を作ったり、星飾りや織姫・彦星を制作したりと、「ここに飾ったらきれいかな?」と会話を楽しみながら、季節感あふれる素敵な空間が完成しました。

七夕パーティー当日は、女性クッキングで作った七夕ケーキをいただきました。レアチーズケーキの上に天の川をイメージした青色のゼリーを重ね、ゼリーの中には星形やハート形にくり抜いたピーチを散りばめた、見た目も涼しげな一品です。

その後は短冊に願い事を書いて笹に飾り、「お星さまを取ったのは誰でしょうゲーム」で盛り上がりました。笑顔や笑い声があふれ、季節の行事を通して交流を深める、思い出に残るひとときとなりました。

作業療法(野菜作り)

6月もあと少し、1年の半分が過ぎようとしています。天気予報では台風も近づいているようで、各地への影響も心配ですね。

さて、今回は作業療法として一昨年から再開し、今年で3年目に突入する7階病棟の野菜作りの経過をお伝えしようと思います。

7階に入院中の患者さまと一緒に土を耕し、種や苗を植え、ビニールシートや支柱を整えました。土いじりに興味のある方や、体を動かして気分転換する方、目的はさまざまですが、皆一生懸命に取り組んでくださっています。

今年はきゅうり、なす、インゲン、茶豆、万願寺唐辛子、しし唐、さつまいも、大葉の8種類を植えました。植え付け後、台風の接近で枯れてしまった株が出るなど残念な出来事もあり、野菜を育てる大変さを改めて感じました。

また、新たな取り組みとして防鳥ネットや散水ホースを取り入れました。鳥による食害対策や水やりの効率化が期待され、よりよい環境で栽培を続けられるように工夫しています。

収穫した野菜はスタッフで調理して、患者さまへ提供しています。去年はきゅうりの漬物、なすの煮びたしなどがとても好評でしたので、今年も楽しみです。

 

垂水登山クラブ始動

当院では職員間の親睦を深めるため、いくつかのクラブ活動があります。今回はその中の登山クラブをご紹介いたします。せっかくなので、登山クラブの部長さんに記事を書いていただきました。ぜひご一読ください。

職員の皆様、「人生で一度は富士山に登ってみたい」

そう思ったことはありませんか?

今年度より「垂水登山クラブ」が設立されました。垂水登山クラブの最終目標は「富士山登頂」を掲げております。昨年度より内々で登山を楽しんでおりましたが、公式の部活として今後活動していくこととなりました。

そしてさっそくですが、5/10に兵庫県姫路市にある「雪彦山」に職員6名で登りました。いきなりの急登から始まり、岩場や、鎖場という鎖を引きながら登る場所、また人1人がようやく通れる岩と岩の間を等進み、5時間かけて登頂しました。

この山は山頂からの景色はあまり開けていませんが、随所で絶景スポットがあり、非日常体験を楽しみながら登山することができました。

 

山頂ではホットサンドとコーヒー、きゅうりの一本漬けや塩トマトなど楽しみました。この登山メシのために登山をしているというメンバーもいます(笑)

自然の中で食べるご飯は美味しく、皆さんにもぜひ体験していただきたいです。

 

下山道は約2時間。水場が多く、滝を見ながらマイナスイオンにも癒されてきました。

今後も職種の垣根を超えた交流をしていければと思います!

 

恐縮ではございますが、7階看護師の田山が部長を勤めております。

現在15名の部員(医師・看護師・PSW・OT)で活動しておりますが、ご興味ある方はぜひご連絡お待ちしております。

 

(おまけ)

番外編として通称「アワイチ」淡路を自転車で1周するアクティビティも計画中です。ご興味ある方はこちらもご連絡お待ちしております。

第23回 三杉会外来合同ハイキング

2026年度が始まりましたね。垂水病院も職員の異動や新入職員の研修など、新年度らしいイベントが続いています。

そして毎年恒例となっている外来合同ハイキングも4月11日に開催しました。

このイベントは、当院にアルコール依存症の治療で入院されている患者様の院内自助グループとして作られた“三杉会”と、外来通院患者さまや、退院した三杉会OBの方、関係自助グループに所属の皆さまと一緒にハイキングを楽しむ会です。

当日は前日の大雨が嘘のように、雲ひとつない青空のもと、防災公園まで歩きました。日差しも強くとても暑かったですが、風が心地よく、野外で運動する楽しさを再認識できました。

今回も昼食のカレーライスは大好評で、3杯おかわりされる方もいらっしゃいました。栄養課の皆さま、毎年美味しいカレーを作ってくださりありがとうございます。

参加された皆さま、本当にお疲れさまでした。たくさんの方々の笑顔が見れて、今後も継続して開催したいなと強く思いました。

今年度も三杉会のイベントを開催していく予定ですので、引き続きよろしくお願いいたします。

 

 

(おまけ)

今年度よりアディクション委員会のメンバーのユニフォーム「三杉会ジャケット」を作りました。メンバー一同団結して、垂水病院と三杉会を盛り上げていきたいと思います。

退任セレモニー

令和8年3月31日をもちまして、山本院長、麻生副院長が退任されました。

お二人は長年にわたり垂水病院を支えてくださり、診療や病院運営のさまざまな場面でご尽力いただきました。

また、多くの患者さまやご家族からも信頼を寄せられ、職員一同、日々多くのことを学ばせていただきました。本当にありがとうございました。

退任にあたり、院内にてささやかなセレモニーを開催し、感謝の気持ちをお伝えしました。

なお、退任後ですが、山本院長は名誉院長として、麻生副院長は診療部相談役として、引き続きご指導をいただきます。

新年度に向けて

このあいだ3月に入ったと思ったら、もう月末です。ミモザもきれいに咲いています。

年度末に近づくこの時期は、駆け抜けるような勢いで季節が過ぎていきますね。

人間、環境が変わるとストレスを感じやすいと言われますが、人の入れ替わりだったり、新しい体制に備えたり、なにかと変化の多い季節です。天候、気温も不安定で、体もこころもついていくのに必死のパッチです。

体調管理にはいつも以上に気をつけたいものですね。

さて、前置きが長くなりましたが、外来プログラムについてのお知らせです。

令和8年4月より、女性ミーティングが第2・4週の木曜日、13:30~14:30の時間帯に変更となります。参加予定の方はご注意ください。

その他の外来プログラムは変更ありません。皆さまのご参加お待ちしております。

 

依存症治療拠点機関研修

2月11日(水・祝)に神戸大学の福利厚生施設にて、2025年度アルコール・薬物・ギャンブル等依存症治療拠点機関研修が行われました。

去年に引き続き、神戸大学医学部附属病院、ひょうごこころの医療センター、垂水病院の合同開催となります。

研修のテーマは「ひろがる依存症 ~若者から高齢者まで~」と題し、それぞれの依存症についての内容や、依存症の年代別傾向(依存対象の種類、罹患数の推移など)なども学ぶことができました。

薬物依存症に関しては、医療法人社団光風会三光病院の医師、海野順先生より、若年層の薬物乱用・依存症について講演していただき、「やめたいけど、やめられない」という両価性を理解すること、回復したいという思いをサポートしていく動機づけの技法の重要さをあらためて感じることができました。今回、参加された方たちは医療関係者の他に、学校関係者など教育に携わる方たちも多く、薬物問題に対する関心が高まっていることを実感しました。

認知症予防勉強会

1月19日(月)、在宅介護支援センター三木東で行われた勉強会に、当院内科医の金子医師が講師として参加しました。

普段からセンターへ来所されている方など20名程の参加でしたが、「認知症の予防について」と題し、認知症と物忘れの違い、認知症予防として医療ができることと自分ができること、運動や他者とのコミュニケーションの重要性、など盛りだくさんの内容で、参加者からも色々な質問が出ていました。

新薬の開発など認知症分野での研究も進んでいますが、基本的な部分である“バランスのとれた食事、適度な運動、他者との関わりなどを頑張りすぎないこと”が日々の生活で大切なことだと感じられた勉強会でした。