三木さんさんまつり

10月6日(日)、令和になって初めての三木さんさんまつりに、模擬店として参加してきました。垂水病院の地域貢献の一環として、毎年参加しており、地域の方々にも少しずつ認知していただけるようになったのではないかと思っております。

 

今年は、フランクフルトを看護部の副師長会が中心になって販売させていただきました。

天候にも恵まれ、お客さんも多かったのですが、以前に比べて食品の店舗が増加したこともあり、少し苦労はしましたが、なんとか3分の2を販売することができました。

販売中もたくさんの方と触れ合え、励ましのお言葉をかけてくださり、とても貴重な体験をさせていただいたと感じました。

また、模擬店販売以外には、当院の事務職員や精神保健福祉士、地域連携室のスタッフらも裏方としてお祭り全体のお手伝いができ、微力ながら当院として協力できたのではないかと思いました。

今後も地域の為にできることを積極的にお手伝いしていければと思います。

研修報告:2019年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会

10月4日からの3日間、札幌にて開催された2019年度アルコール・薬物依存関連学会に参加させて頂きました。天気は生憎の曇り空ではありましたが、大きく崩れることはなく、滞在中は気持ちよく過ごすことができました。

近年飲酒運転による死亡事故があり、法律による厳罰化がすすみました。飲酒運転の背景にはアルコール依存症が相当数いるとされています。危険ドラッグが社会問題となり、違法薬物だけでなく処方薬や市販薬の依存の問題があります。ギャンブルに問題のある人達は300~500万人いるとも言われています。また、インターネット、スマートフォン等のゲーム依存の増加は現代社会を特徴付ける問題と言っていいのかもしれません。

これらの多くの問題が、依存とアディクションの問題とリンクしています。医師やコメディカルの依存症に対する関わりや、依存症の当事者の生の声に触れ、多様な考え方を吸収することが出来ました。アルコール依存症患者が大多数を占める病棟で働く私にとって今回の学会に参加できたことはとても有意義でした。

実は私は北海道へ行った経験がなく、今回の学会参加の話を頂いた際に即答で参加の返事をしたのを覚えています。短い間でしたがその土地の文化に触れ、美味しい食事ができたことは学会参加と合わせて良い経験となりました。

最後にはなりましたが、このような素晴らしい体験をさせていただいた当院に深く感謝し私の出張報告とさせていただきます。

院外研修:新入職者野外研修

9月28日、曇空かと思いきや、青空も見え暑さの中での新入職者野外研修。

今年度の看護部新入職者3名と、実地指導者担当看護師、それに病棟師長と看護副部長と一緒に、神戸の布引ハーブ園やホテルでのランチビュッフェ、umieから遊覧船観光と一日かけて時間を過ごしました。

新入職者たちも普段は別々の病棟で働いており、なかなか出会う機会も少ないのですが、今回の研修では約半年間経った時点で、色々と業務内容の再確認や助言、励まし合いなどもできたような気がします。そして他病棟の先輩、また師長や副部長といった配属病棟外でのコミュニケーションも深まり、充実した研修だったと参加者からも感想がありました。

 

また、私自身、昨年度より実地指導の役割をさせていただき参加も企画も初めてでした。企画の段階でうまくいくかどうか不安に思い、心配をしていましたが、そんな心配は不要でした。皆の笑顔が飛び交い、企画者という責任も忘れてしまうほど笑い楽しかったです。

私の所属する病棟には今年新人さんは配属にならなかったので、この研修会がなければ話をする機会もなかったかと思うと私にとっても、とても嬉しい機会となりました。

今後もローテーション研修が始まります。今回の野外研修の関わりが、他部署のスタッフや上司とのコミュニケーションが取れたことで、今後より良い看護につなげていっていただければと思います。

院内研修:リラクゼーション研修

9月18日(水) リラクゼーション研修開催!

お隣のナリス化粧品ラブスタジオから、研修の為に5名のエステティシャンの方々が来てくれました。2人1組の顔エステに19名、ハンドエステには17名と、会議室いっぱいのメンバーが参加しました。

ゆっくり、お互いをマッサージする方法のレクチャーを受け、力はいらない、ゆっくりと、指の先からひじのあたりまでクリームをつけて、どこに指を沿わせるのか、どの部分をやさしく押すのかを教えてもらいながら、一緒にマッサージをしていきました。

ゆっくり、力を入れないマッサージには、リラックス効果があり、血行も良くなり温かくなりました。体の弱っている人への効果もあることも教えていただきました。

男性スタッフも、照れながらも楽しんで参加しました。みんな顔も手もツヤツヤとなり、お土産にクリームもいただきました。

いつもとは、違う異色の研修でしたが、自分たちへのリラックス効果や、マッサージをしてあげる相手への効果にもつながるので、すぐに実践できる良い研修でした。

院内研修:感染対策研修(ノロウィルス)

2019年10月2日(水)今年度2回目ICTより周知研修で感染対策(ノロウィルス対応)研修を行いました。

 

ICT委員により、手順をパワーポイントで説明後、デモンストレーションがあった後、新卒・新人・看護部以外の方を中心に実践しました。

清潔区分、清潔動作、最後の処理等マニュアルだけを見るよりも、実際に行うことで難しさや大切なこともよく分かりました。実際では、上手く処理できて満足な表情が見えたり、先輩ナースよりダメ出しが出たり、穏やかな中にも緊張感を持って進められていました。アンケートの中でも「毎年トレーニングしたい」「実際にトレーニングしたい」の意見が多くありました。

 

病院内で感染症が発生しないよう予防をしっかり行い、万が一の場合に備えて適切な知識と技術を身に着けて患者様・職員の安全で安心の為にスタッフ一丸で頑張っています。