研修報告:アルコール・薬物依存症治療拠点機関研修

令和3年1月30日に「令和2年度アルコール・薬物依存症治療拠点機関垂水病院 オンライン研修会」を開催しました。

兵庫県と神戸市から平成30年度に治療拠点機関(アルコール・薬物依存症)の指定を受け、以降委託事業としての医療従事者等関係者向け研修会を毎年開いています。今年度は新型コロナウイルス感染拡大を鑑みて、オンラインでの実施となりました。オンラインで研修を外部に発信するのは初めての試みです。

研修当日だけでなく、QRコード入りのチラシ作りから、メールでの申し込み受付やレジュメの送信等の研修の準備においても初めてで、デジタルネイティブ世代中心に職員一丸となって取り組みました。

講義は当院山本院長による「アルコール依存症の理解と対応」と当院副院長による「薬物依存症の基礎知識」でした。緊張の連続でしたが、オンライン実施が功を奏し参加者数は昨年度の倍以上、そして尼崎や豊岡等遠方からもご参加いただけました。またチャットを介した質疑応答も充実した時間となりました。アナログ世代の私を含め職員一同、対面実施の研修では得られない思いがけない産物に、感謝あふれる1日となりました。