院外研修:令和2年度 新入職者野外研修

令和2年11月7日に新人野外研修で丹波篠山伝統工芸公園立杭陶の郷で陶芸体験と、神戸フルーツフラワーパークでバーベキューとモンキーズ劇場で観劇をしてきました。例年でしたら9月頃に実施している研修ですが、今回は新型コロナの影響もあり、少し延期して11月の開催となりました。

当日の天候はあいにくの雨でしたが楽しい1日を送ることが出来ました。

丹波伝統工芸公園立杭陶の郷では、陶芸体験をしました。皆、試行錯誤しながら思い思いの作品を作りました。お互いに作品の評価をしあったり、上手くいかない方は何度も作っては壊したり、当初考えていた物とは違う作品になったり…。普段、あまり体験しない土いじりに皆、夢中になってしまいました。

 

神戸フルーツフラワーパークでは十分な感染対策の上、屋外でのバーベキューを楽しみました。屋内で食べるのとは違った雰囲気で普段の何気ない話をしたり、冗談を交わし笑いあったりし新卒者の職場では見られない一面を垣間見ることが出来ました。皆楽しんで食事をしたのでいつも以上に食欲が増したのか会計にハラハラしましたが、それだけみんなが楽しみながら食事ができた証拠でしょうか。

食事を堪能した後は同施設内にあるモンキーズ劇場におサルさんの芸を見に行きました。楽器を演奏したり箱から箱までジャンプをしたりかわいらしいサルが一生懸命に芸をするのを観て感激し涙する職員や、芸を観る前から興奮気味の職員がいるなど思いのほか、おサルさんの芸には心打たれるものがありました。

私が前回、野外研修に参加した時には新人として参加させてもらいました。今回は実地指導者として企画実施する立場になり、看護部長始め色んなスタッフが関り自分達の事を考えて育てて下さっていることが分かりました。そして、新入職の方ひとりひとりに向けて、一人前の看護師として頑張って成長して欲しいという思いもささやかながら届けられたかなと思います。これからも一緒に頑張りましょう。

研修報告:ギャンブル等依存症治療指導者養成研修

この度、ギャンブル等依存症治療指導者養成研修に参加させていただきました。9/17、9/18の2日間に渡って、全国の医療機関などから抽選に当たった約100名がzoomで繋がり、研修を受けました。

疾患についてや相談支援、借金問題の対処、当事者の体験談など幅広い内容でとても充実した研修でした。

研修の中で特に印象深かったのは「借金問題の対処」という講義の中で「早く借金の問題を解決してしまうと、ギャンブル依存症の治療に繋がらない。借金さえ無くなればギャンブルが止まると考えている人が多い」という話です。借金を抱えるきっかけがギャンブルだったとしても、借金を返すためにギャンブルをしていると認識している人が多いことが改めて分かりました。

この研修では、これまで学ぶ機会の少なかった分野や知識を学ぶことができました。今回学んだことをこれから実践で活かしていきたいと思います。

Zoomを活用したオンライン研修への参加は初めてでしたが、慣れた場所から参加でき、いつもよりリラックスして集中できたような気がします。今後も機会があればオンライン研修に参加していきたいと思います。