薬物依存症研修

2026年9月2日-9月4日にかけて、第27回薬物依存臨床看護等研修に当院から2名の看護師が参加させて頂きました。今回の研修を主催された「国立精神・神経医療研究センター(NCNP)」は日本の精神医療や依存症研究、治療を牽引する最高峰の専門機関です。

またこの研修は第39回薬物依存臨床医師研修も同時開催されており、参加した職種は様々となっていました。

諸事情により当日は、なんと看護部長室の隣にある応接間をお借りして受講!

少し緊張感漂う(?)特別な空間でしたが、2人で集中して講義に臨むことができました。

講義では依存症治療の第一人者である松本俊彦先生をはじめ、大学や病院、精神福祉センター、回復支援施設と第一線で活躍される専門家、代表者の方々が登壇されました。薬物依存症の臨床総論から薬理学的なメカニズム、当事者の方の語りや御家族への支援に至るまで、多角的で実践的な最新の知見を学ぶことができました。

依存症は孤立の病とも言われます。今回学んだ専門知識と寄り添うケアの姿勢を活かし、患者様やご家族が安心して頼って頂けるよう、日々の看護実践に繋げてまいります。

依存症治療拠点機関研修

2026年8月23日に神戸市中央区文化センターにて、講師に嶋根卓也先生をお招きし、依存症治療拠点機関研修を開催いたしました。

当日の早朝に関東で地震があり、交通機関の遅延が生じて、嶋根先生の到着が少し遅れるハプニングもありましたが、無事に研修を開始できました。

テーマは「オーバードーズに隠されたメッセージ ~ダメ、ゼッタイからの脱却~」です。若者に焦点をあて、オーバードーズの裏にある、心理的背景、予防方法などご講義いただきました。医療従事者や役所関係者、学校関係者などにご参加いただきました。特に教育関連の立場の方が多く、若年者の市販薬を含めた薬物乱用問題への関心の高さがうかがえました。

嶋根先生の講義の特徴として、参加者同士、皆で話し合うような対話形式を取られておりました。参加者同士で話し合うことで、さまざまな意見交換ができるため、ご好評でした。

私たち運営スタッフも傍らで拝聴しながら、たくさんのことを学ばせていただきました。これらをまた、チームとして依存症治療に活かせていければと思います。