院外研修:令和5年度 新入職者野外研修

 

令和5年11月18日に新入職者野外研修を行いました。新型コロナウイルスの影響で例年よりも少し遅れての実施となりました。

今回の野外研修では神戸ハーバーランド散策、劇場型アクアリウムアトアでの鑑賞、ミニゲーム大会を行い新入職者の方々と交流を深めました。

まずはハーバーランドで散策、昼食会を行い、各管理職の方々と仕事やプライベートの話を交え、楽しくお腹いっぱい食べました。

『他の病棟の方と話す機会ができた』『上司とゆっくり話すことができて距離が縮まった』『同期同士で話す時間があってよかった』という感想をいただきました。

その後、ハーバーランドから徒歩で約2㎞、劇場型アクアリウムアトアに到着、アクアリウムとアートを融合した水族館は圧巻でした。

 

アクアリウムでの鑑賞を終え再度2㎞の道のりを帰る途中の広場で3班のチーム対抗ミニゲームのモルックを行い、歓声と爆笑の渦に巻かれながら見事なモルックを見せていただきました。『ゲームも楽しかった』という声も聞けて良かったです。

 

お天気も心配しておりましたが、なんとか大雨に当たることなく無事研修を終えることができました。

今後はローテーション研修といった他病棟での研修も行われます。この度の研修で少しでも安心して次の課題へ取り組んでいただけたらと思います。また、この研修でたくさんの職員にご協力いただいたことに感謝いたします。

垂水病院 院内行事「ふれあい動物園」

久しぶりの更新になってしまいましたが、もう10月下旬になり寒くなってきましたね。

垂水病院では先日、病院行事「ふれあい動物園」を開催しました♪

イヌやウサギ、モルモットにハリネズミなど小さく可愛らしい動物や、ニワトリやタカ、フクロウなどの鳥類、他にもヤギやヘビ(!)など。

  

いろいろな生き物に触れながら、にこにこ笑顔の患者様が印象的でした。「昔は犬飼ってたんよ~」と懐かしい話で盛り上がる方々もいて、動物たちの癒しパワーをもらえたように思います。

ヘビは好き嫌いが分かれますが、中には首に巻かせてもらっている人もいたり…写真は当院の医師です(笑)

合間にタカのショーもあったりして、歓声があがる場面もありました。

  

入院患者様をはじめ、外来の患者様や職員もたくさんの参加があり、とっても盛況でした。また来年も動物たちをお招きできればと思います。

垂水病院 院内行事「納涼祭」

暑い日が続いていますね。お盆も過ぎ、朝夕の通勤時も平常に戻った感じがします。

さて、季節行事のひとつ、納涼祭が8月9日、8月16日の2日間、各病棟で行われました。

本来は夕暮れ時に病院のグラウンドで、櫓を囲んで盆踊りを楽しんだり、浴衣を着てかき氷を食べたりと色々していたのですが、新型コロナ感染症流行以後は、病棟ごとに、屋内で楽しめる内容を取り入れて実施しています。

おみくじ、射的、輪投げ、魚釣りを準備し、多くの患者様に楽しんでいただきました。今年のイチオシは射的で、去年の割り箸鉄砲からパワーアップし、お祭りの屋台にあるような本格的な射的を体験してもらいました。職員も一緒に参加し、みんなの夏の思い出がまた1つ増えました。

垂水病院LINEアカウント

皆さまこんにちは。

この度、垂水病院のLINEアカウントを作成いたしました。

院内の状況に応じて、外来プログラムがお休みしたり、再開したりと以前から急な変更があったりして皆さまにはご不便をおかけすることもありました。このLINEを登録していただければ、そういったお知らせもいちはやくお届けできるかと思いますので、皆さんぜひご登録をよろしくお願いします。

またその他にもイベントなどのお知らせもできればと考えておりますので、どうぞお楽しみに。

https://lin.ee/KlwQ1HT

三杉会45周年記念大会

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7月8日(土)三杉会45周年記念大会が新長田ピフレホールにて開催されました。

5年ごとの院外での開催で、コロナ禍を経てからは初の大きな大会。会場は未だ感染対策を設けておりましたが、司会者や壇上に上がられた方はマスクも外され、徐々に以前の形に戻りつつあるように感じられました。

来場者も医療・行政を始め各断酒会の方々、家族会の方々、三杉会OBの方々、県外からも多くの方がお越し下さり総参加人数は100名を超える大会となりました。

今回も、例年通り入院中の方、断酒会、家族会の方の貴重な体験発表から始まり断酒表彰は2名。どちらも長年垂水病院に通われており断酒継続をみんなで心より祝うことができました。

記念講演ではリカバリハウスいちごから坂本満様をお招きし、アルコール依存症の怖さ、回復に向かうための断酒会の存在の重要性を貴重な体験談を踏まえてお話を伺うことができました。

垂水病院の今後に向けて大きな価値のある2時間半となりました。ご参加いただいた皆様に改めて御礼申し上げます。本当にありがとうございました。

今後とも垂水病院、三杉会をどうぞよろしくお願いいたします。

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垂水病院 院内行事「夏の創作」

最近は蒸し暑い日も増えてきましたね。去年は色とりどりのアジサイが好評だった夏の創作活動ですが、もうすぐ7月、今回の創作は「七夕」をテーマにしてみました。

去年と同様に、お花紙をまるめて星を作ります。短冊にも願い事を書いてもらい、合わせて貼り付けていきます。

夜空を彩る星々、大きな笹にさがる短冊や七夕飾り、入院中の皆さんひとりひとりに協力していただき、立派な作品ができました♪

垂水病院には統合失調症や認知症、アルコール・薬物依存症などで様々な方が入院されています。“はやく良くなりますように”と私たちスタッフも願いをこめて、回復へのサポートを続けていきたいと思います。

作業療法(OT)活動紹介

GWが明け、新型コロナウイルスが5類感染症に移行したことにより当院でも徐々にではありますが、病棟合同でのプログラムを再開していこうということになりました。

これまでペットボトルを再利用したモルックもどきをOT室内で行ったことはありましたが、「5月でまだ暑すぎないし、せっかくなので正規品のモルックを使って外でやってみよう!」ということで7階病棟・6階病棟合同でモルックを行いました。

これまでプログラムも行事ごとも病棟単位でしたので、合同で行うことに不安な面もありましたが、結果は大盛り上がり!

次に狙うスキットルを一緒に考えたり、当たったら「よっしゃ!」、当たらなくても「惜しい!」とみんなで声を掛け合って和気あいあいとした雰囲気でした。

天気にも恵まれ、想像以上に暑い中でしたが、たまには屋外でやるのも良いな~と思いました。

院内研修:メディキット研修

4月12日にサーフローの実技研修を行いました。メディキットの職員を講師に迎え、4月の入職者や実技研修を希望する職員に声をかけて、17人の職員を対象に行ないました。

人の腕を模した人形に、深さの異なる3本の血管にサーフロー(スーパーキャス)を入れる研修を行いました。しっかり血菅に針が入ると逆血もあり、実際に近い体験ができました。

新卒者に関しては、「まだ患者様に実地したことがないので、イメージができた。」という意見がありました。また、他病院での勤務経験がある入職者からは、当院のサーフロー(スーパーキャス)を使用したことなかったため、「実際に練習ができて安心した。」という意見がありました。

今後も実技研修を行うことで、初めて実施する時の不安の軽減や、技術の向上を目標に取り組んでいきます。

三杉会外来合同ハイキング

4月8日、第20回三杉会外来合同ハイキングが開催されました。

合同ハイキングは三杉会会員(垂水病院の依存症の自助グループ)と断酒会の方々、病院職員が交流しながら、三木市の防災公園を目指します。コロナ禍で中止となっていましたが今年は3年ぶりに開催することができました。

前日に雨が降っていた影響もあり当日は風が冷たく、少し地面にぬかるみがありましたが、総勢70名以上の方にご参加いただきました。外で皆と一緒に食べるカレーは美味しく、その後のミーティングは、院内とはまた違った雰囲気で体験談を聞くことができてとてもよかったです。

参加された方からは「楽しかった」「カレーが美味しかった」「来年もよろしく」など、嬉しい言葉をたくさんいただきました。往復1万3千歩近く歩き、疲れを感じながらも充実した一日を過ごすことができました。

このような行事で、療養中の方、回復された方、職員が交流できる機会は大変貴重だと感じています。来年も開催できることを楽しみにしています。

年度末

気づけば3月に入り、垂水病院Blog、久しぶりの更新です。

12月から1月にかけ、6F病棟で新型コロナ感染が徐々に広がり、病棟看護師をはじめ多くのスタッフがその対応に追われると同時に、市中感染と思われるスタッフの感染・欠員も相次ぎました。

人員も不十分な中でしたが、患者様、スタッフの協力の甲斐あって、なんとか年明けの1月中旬に収束させることができました。

そして2月が過ぎ、3月今現在、一定条件下でマスクは個人の判断に委ねられ、新型コロナが2類から5類に変更予定の動きなど、世間の感染への対応も少しずつ変化をみせてきています。

幾度かのクラスターを経験し、その感染スピード、株ごとに変化する潜伏期間、無症状の陽性者など、対応に苦慮したことは今でも鮮明に思い出され、医療機関・病院という場所、役割の中で考えると、感染対策の緩和にはもう少し時間がかかるかなぁという感覚でおりますが、慎重になりすぎず、優先順位を見極めながら対応していけたらと思います。

 

玄関脇のミモザが、ぼちぼちきれいに咲いてきています。種類によってつぼみがひらくタイミングが違い、それぞれの顔をみせてくれるのも楽しみですが、次年度はよりいっそう、いろいろなことが再開できる年度になればという楽しみも一緒に、春の訪れを喜びたいと思います。