研修報告:日本精神科看護学術集会

お久しぶりです!なかなか更新できずですみませんでした。

今回は研修の報告です。当院からは4名の看護師が参加しました。参加者の報告をお届けいたします。↓↓

この度、アクリエひめじで行われた第50回日本精神科看護学術集会に参加させていただきました。

基調講演では、現精神科看護協会会長より精神科病院の過去・現在とを実体験をもとに振り返られていました。そして、未来にどうあるべきか地域共生社会の実現に向けての意見を聞かせていただきました。

また、地元開催であり、特に神出病院事件に関する職員からの病院再生に関する取り組みや実際に取材されたジャーナリストの方による座談会には多くの参加者が聞き入っていました。決して他人事と見過ごさず、心して業務に携わらなければと改めて感じさせられました。個人的には、トラウマインフォームドケアの視点や、職員の業務ストレス緩和に病棟内にロボットを設置している取り組みに興味があり聞き入りました。

職員の外部研修参加は、コロナ禍でしばらく控え気味となっていました。しかし今回「涙が出るほど感動しました」と同席の職員からの感想が聞かれました。私は、改めて院外研修から受ける新しい刺激や良いモチベーションの場となることに感銘を受けました。

今後もこのような機会が多くの職員に提供されることを切に願う次第です。今回はこのような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。

三杉会外来合同ハイキング

4月12日(土)に恒例の三杉会外来合同ハイキングが開催されました。

当日は天候にも恵まれ、屋外で一日を過ごすことが出来ました。例年通り病院から三木市の防災公園まで歩き、お昼前には全員揃って無事到着することが出来ました。

 

青空の下、皆さまと美味しいカレーを一緒に食べたり、今回も参加された方々一人ひとりに感想を話していただいたりと、屋内とは違った雰囲気を味わうことができとても良かったです。

参加された方々の生き生きとしたお顔が印象的で、充実した一日を過ごすことが出来ました。また、参加された皆さま怪我無く終えられて良かったです。本当にお疲れ様でした。このように皆さまと交流できる機会は貴重ですので、来年も開催できることを楽しみにしています。

(病院に帰ってきたら、院長がひとりひとりにお菓子をくれました)

新規採用者合同研修会

新年度に入り、当院に新しく入職された方(中途採用者も含め)を対象に、新規採用者合同研修会が行われました。

病院長の挨拶から始まり、各部署の管理者紹介、公益財団法人復光会の沿革、垂水病院の紹介などや、就業規則の解説、電子カルテ含む院内ネットワークシステムの説明が続き、接遇や防火設備に関する説明もあったりと、なかなか盛りだくさんの午前中となりました。

新しい環境で覚えることはたくさんあって、めまぐるしく大変なこの時期ですが、新人さんがしっかり学びながら働けるように、先輩たちでサポートしていきたいと思うこれからです。

指針発表会

年度末です!

いろいろとバタバタする時期ですが、先日行われた指針発表会の様子をお届けします。

令和6年度を振り返り、病院全体あるいは各部署の目標、評価や実績を資料にまとめ報告します。

自部署の取り組みだけでなく、さまざまな部署の取り組み、様子を知ることができ、また病院の方向性や現在の状況、課題なども見える機会になります。

院長をはじめ、事務長や診療部長、看護部長など、各部門の管理者の発表を多くのスタッフが静かに聞き入っていました。

気持ちも新たに、次年度も一丸となって頑張っていきたいと思います。

研修報告:依存症治療拠点機関研修

令和7年2月11日、神戸大学医学部会館シスメックスホールで開催された、アルコール・薬物・ギャンブル依存症治療拠点機関研修「アディクションってなぁに?」参加してきました!

当院も運営側として関わっていますが、今回私は参加者として1日じっくり学ばせていただきました。

研修では始めに依存症総論、その後、アルコール依存症、ギャンブル依存症、薬物依存症の講演が行われ、さらに多様な立場の方々が登壇するシンポジウムも開催されました。依存症の患者様を支援する際の考え方や具体的な方法について、多くの学びを得ることができました。

また、医療従事者や行政、福祉サービス事業所の支援者など、多くの方々が参加しており、質疑応答も非常に活発に行われました。他機関の取り組みや支援の視点について知る貴重な機会となりました。

今回は、兵庫県・神戸市の依存症治療拠点機関である当院、兵庫県立ひょうごこころの医療センター、神戸大学医学部附属病院の3機関が初めて合同で開催した研修でした。

今回得た学びを、今後の支援にしっかり生かしていきたいと思います。来年度もぜひ参加したいと思います。

Antaa Slide Award 2024 審査員特別賞受賞!

最近、医師同士が症例相談をしたり、スライド資料で勉強をしあったりするサイトがいくつかできています。なかでもAntaaは基本的に無料のお互いのプロフェッショナリズムに基づくサービスになっており、2016年創業で最も評価が高いサイトの一つです。こちらでは2020年からスライド資料の年間の閲覧数や保存数と内容を審査員が判断してslide awardという形で優秀作品の表彰を行っています。

今回は私が投稿した、垂水病院で私が開発した疥癬の診断手法についてのスライドで、大変名誉なことに2024年度の審査員特別賞をいただきました。こちらに赴任してきてからの最大の問題であった疥癬に関する苦難の日々が報われたようで大変うれしかったです。クリスタルのカッコいいトロフィーも副賞でいただきました!今後も情報発信できるような質の高い診療を続けていきたいと思います。

研修報告:垂水病院交換研修

公益財団法人復光会は昭和27年8月に設立され、昭和28年8月に総武病院、昭和36年11月に垂水病院、昭和42年6月に社会精神医学研究所、平成9年9月に介護老人保健施設やすらぎができました。

2023年の11月に交換研修として、垂水病院から5名、総武病院(千葉県船橋市)での研修でお世話になりました。今回は総武病院から5名、当院までお越しいただき、3日間の交換研修が行われました。

今回の大きな目的としては、認知症治療を専門とする病棟の取り組みを見学し、関連部署との意見交換を今後の参考にしたいということでした。

垂水病院の認知症治療病棟の稼働を目標とした認知症対策チームの発足や、そのチームが中心となっていろいろと準備してきたことなどをスライドにまとめ、講習を終えた後は、実際に病棟へ入って、病室、設備の特徴や、看護スタッフの動き、作業療法士や精神保健福祉士の生活機能訓練の様子、外国人技能実習生の働き方などを見学していただきました。

看護部、医務課、医事課それぞれの部署での見学や情報共有もでき、たいへん有意義な交換研修になったように思います。

院内行事:新年会

あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

毎年恒例、各病棟での新年会です。移動型垂水病院神社もお馴染みとなり、たくさんの方がお参りくださいました。

スタッフも神主さんと巫女さんに扮し、患者様からも好評でした♪ 新年、初詣らしい雰囲気が出てますかね。

おみくじにも皆で一喜一憂しながら、和やかに新年会ができました。来週は残り2病棟の新年会がありますので、それも楽しみです。

2025年、どなた様にも良い年になりますよう、ささやかながらお祈り申し上げます。

年末

各部署、業務の合間の大掃除も一段落し、徐々に年末年始の態勢に移っていきます。本日は院長より年末の挨拶があり、職員への労いの言葉をいただきました。

今回は長い人だと9連休もある年末年始の休みですが、同時にインフルエンザや新型コロナなどの感染もかなり増えているそうです。感染対策を充分に、元気に年を越したいものです。

さて、ホームページのトップ画面でもお知らせしていますが、当院は12月29日から1月3日まで休診となります。送迎バスも運休になりますので、ご注意ください。

最後に、今年も当院のブログを読んでいただいて、本当にありがとうございました。またいろいろと発信していければと思いますので、来年もどうぞよろしくお願いいたします。

皆さま、よいお年をお迎えください。

(令和6年12月27日 16:30 看護部長室からの夕景)

虐待防止強化月間ポスター展示会

毎年12月は、当院の虐待防止強化月間で、全部署のご協力をいただきポスター展示会を開催しております。

令和6年度の今回は、15部署のエントリーがあり、どれも秀逸な作品が多く、投票していただいた方々も選ぶのに苦労されたと思います。結果は、外来、栄養課、医事課が受賞され今年度も大変盛り上がる内容となりました。理事長、事務局長にも投票していただきました。

このようなイベントを今後も継続しながら、虐待防止、ハラスメント防止について全職員の意識が変化していくことを、委員会メンバーと共に努力してまいります。