年度末

気づけば3月に入り、垂水病院Blog、久しぶりの更新です。

12月から1月にかけ、6F病棟で新型コロナ感染が徐々に広がり、病棟看護師をはじめ多くのスタッフがその対応に追われると同時に、市中感染と思われるスタッフの感染・欠員も相次ぎました。

人員も不十分な中でしたが、患者様、スタッフの協力の甲斐あって、なんとか年明けの1月中旬に収束させることができました。

そして2月が過ぎ、3月今現在、一定条件下でマスクは個人の判断に委ねられ、新型コロナが2類から5類に変更予定の動きなど、世間の感染への対応も少しずつ変化をみせてきています。

幾度かのクラスターを経験し、その感染スピード、株ごとに変化する潜伏期間、無症状の陽性者など、対応に苦慮したことは今でも鮮明に思い出され、医療機関・病院という場所、役割の中で考えると、感染対策の緩和にはもう少し時間がかかるかなぁという感覚でおりますが、慎重になりすぎず、優先順位を見極めながら対応していけたらと思います。

 

玄関脇のミモザが、ぼちぼちきれいに咲いてきています。種類によってつぼみがひらくタイミングが違い、それぞれの顔をみせてくれるのも楽しみですが、次年度はよりいっそう、いろいろなことが再開できる年度になればという楽しみも一緒に、春の訪れを喜びたいと思います。