新年度

垂水病院、令和6年度スタートしました!

例年通り、4月1日に新入職者合同研修を行いました。

前年度の途中入職の方も含め、看護部や事務局、医務局と全部署から約30名程が集まりました。

 

新しい環境で、なかには初めて働くという方もいらっしゃって、ドキドキが伝わってくるような気がしました。

最初は緊張したり、わからないこともたくさんあると思いますが、少しずつ業務に慣れていただき、垂水病院のことも徐々に知ってもらいながら、一緒に頑張っていきましょう。

研修報告:アルコール・薬物・ギャンブル依存症治療拠点機関研修

アディクション研修会を開催しました!オンラインではなく、久しぶりの対面形式です!

 

岡山県精神科医療センターから宋龍平先生、一般財団法人信貴山病院、ハートランドしぎさんから長徹二先生にお越しいただき、アルコールやギャンブルなど、多岐にわたる依存症の患者様を支援する際の考え方、方法などをご講演いただきました。

 

その後、当院スタッフからギャンブル依存症、薬物依存症のグループ治療の実践報告や、専門病棟の運営や家族教室の様子なども併せてご紹介いたしました。

両日とも定員いっぱいの申し込みがあり、多くの方にお集まりいただけて良かったです。質疑応答は各参加者が自分のスマホに打ち込み、スクリーン上にライブで反映される方式で初めてやってみましたが、質問もたくさんいただき、さまざまな情報交換もできました。

「この研修会を通して新しい視点がもてました」「現実は理論理屈ではないですが、講義にはその内容も含まれていて楽しく聴講できました」などアンケートにも回答があり、無事に開催できて良かったです。

また次年度にも拠点機関研修を予定しておりますので、次回もぜひご参加ください。

ARP:健康教室「お腹の健康と乳酸菌」

入院患者様のプログラムで、ヤクルトの方に講義をしていただきました!

お腹の健康と乳酸菌というタイトルで、腸を整えることで睡眠の質が向上したり、ストレス緩和につながったり、という内容でした。 

腸内環境を改善させるということは、心にも体にも良いことなんだなと改めて感じましたし、患者様も熱心に聞きながら、セルフチェックの記入も意欲的でした。

当院では依存症で入院された方を対象に、アディクション・リハビリテーション・プログラム(ARP)を提供しています。内容は様々ですが、主には講義やミーティングなどで、依存症という病気の理解を深めていただきながら、健康面や職場家庭などに生じていた問題を振り返り、退院後の生活に向けて対処法や新たな生活スタイルを考えていきます。

また、今回のような外部専門家による講義もいろいろと検討していければと思います。

 

 

院内研修:備蓄食研修

早いもので、1月ももう終わりですね。

先日、病院内で準備している備蓄食品の入れ替えに伴い、α米から白ご飯を作る職員研修会が行われました。

病院内の様々な職種のスタッフが集まり、みんなで説明書とにらめっこ。お湯を使って作ったので、出来上がった白ご飯はホカホカでした。

 

試食タイムになると、「普通に全然おいしい!」とか「たくさん噛むとやはり食感が違う」などいろいろな感想を口々に、作った白ご飯を味わいました。

災害時に備えて、有意義な研修となったと思います。

最後になりましたが、この度の令和6年能登半島地震により被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興そして被災された皆様の生活が1日も早く平穏に復することをお祈り申し上げます。

新年明けて

令和6年になり、あっという間に19日も経ってしまいました!

新年の挨拶が遅れまして申し訳ございません。本年もよろしくお願いいたします。

 

さて、当院も新年会やもちつきなど1月らしい行事が続きます。

新年会は近年恒例になりました移動式神社にて、各病棟を伺いました。

元気、回復、社会復帰、健康などなど、いろんな願い事や目標を皆さんお祈りされていました。

 

もちつきは3年ぶりに再開!久々に杵と臼を引っ張り出してきました。

あんこ、きなこ、大根おろしなどトッピングも種類があって、患者様のお好みで選んでいただきましたが、意外と大根おろしが一番人気。つきたておもちに舌鼓を打つひとときでした。

というところで、令和6年もブログでいろいろとお知らせできるよう頑張っていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします(^^)/

 

2023年もあと少し

この前、12月に入ったと思ったらもう年末といった感じで、この時期は時間が経つのが本当に早いなぁと感じます。

この2023年は新型コロナウィルスが5類に移行し、感染対策の緩和に伴い、いろいろと動きのあった1年でしたね。

当院でも感染対策を充分に行いながら、かつて大勢で取り組んでいた病院行事やプログラムが再開できたことは大きな1歩だったと思います。また来年も入院患者様、外来患者様、御家族や地域の皆さまのお力になれるよう、頑張っていきたいと思います。

さて、1年の締めくくりとして各部署大掃除も行い、垂水病院は12月29日から1月3日まで年末年始のお休みになります。

 

年内のBlog更新もこれで一旦最後になります。ご覧いただいていた皆さま、本当にありがとうございました。

また来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

よいお年をお迎えください。

(2023.12.28. 16:42 看護部長室からの夕景)

 

 

コラム掲載紹介

当院のブログ記事が「レバウェル看護」というメディアに紹介されました。

病院の雰囲気や取り組みの様子など、ぜひご覧ください。

紹介記事は以下リンクからどうぞ。

当院の紹介記事はこちら

クリスマスツリー設置!

いよいよ12月に入り、町の風景も年末という雰囲気になってきましたね。

 

垂水病院でも毎年恒例のクリスマスツリーを玄関に設置しました。

色鮮やかな優しい光に心が落ち着くような気がします。  

よかったら皆さんもご覧になってくださいね🌝

研修報告:総武病院交換研修

11月15日~17日にかけ、千葉県にある公益財団法人復光会本部、総武病院、介護老人保健施設やすらぎへ交換研修に行ってきました。

垂水病院からは、事務次長と作業療法士2名、地域連携室と院内相談室勤務の精神保健福祉士2名、計5名。

新神戸駅から新幹線に乗り、品川駅で総武線に乗り換え、船橋駅までおよそ3時間。

船橋駅から徒歩でおよそ15分、公益財団法人復光会 総武病院へ到着しました。

1日目は院内各所を紹介していただき、合わせてやすらぎも見学させていただきました。

 

2日目、3日目は各部門に分かれての研修。

作業療法士は各病棟でのOTプログラムを見学体験し、入院患者様へのかかわりの様子や、配慮などを詳細に教えていただきました。また活動を提供する環境や道具にもさまざまな工夫をされており、垂水病院にも取り入れたいことがたくさんありました。

 

 

精神保健福祉士は受診入院の窓口と、病棟内でのPSWの役割についてそれぞれ学びました。同じ職種であっても病院や部署が違えば求められる仕事内容がこんなにも違うのだなと感じました。

 

あっという間の3日間、ぎゅっと凝縮された研修でした。総武病院の職員の皆さんもあたたかく出迎えてくださり、たくさんのお話ができたことを嬉しく思います。本当にありがとうございました。

この交換研修での学びを、また明日からの業務に生かしていきたいと思います。

(おまけ)

総武病院の作業療法士さんに教えてもらった

「音の出にくい室内用手作りモルック」

 

さっそく真似して作っています(笑)

院外研修:令和5年度 新入職者野外研修

 

令和5年11月18日に新入職者野外研修を行いました。新型コロナウイルスの影響で例年よりも少し遅れての実施となりました。

今回の野外研修では神戸ハーバーランド散策、劇場型アクアリウムアトアでの鑑賞、ミニゲーム大会を行い新入職者の方々と交流を深めました。

まずはハーバーランドで散策、昼食会を行い、各管理職の方々と仕事やプライベートの話を交え、楽しくお腹いっぱい食べました。

『他の病棟の方と話す機会ができた』『上司とゆっくり話すことができて距離が縮まった』『同期同士で話す時間があってよかった』という感想をいただきました。

その後、ハーバーランドから徒歩で約2㎞、劇場型アクアリウムアトアに到着、アクアリウムとアートを融合した水族館は圧巻でした。

 

アクアリウムでの鑑賞を終え再度2㎞の道のりを帰る途中の広場で3班のチーム対抗ミニゲームのモルックを行い、歓声と爆笑の渦に巻かれながら見事なモルックを見せていただきました。『ゲームも楽しかった』という声も聞けて良かったです。

 

お天気も心配しておりましたが、なんとか大雨に当たることなく無事研修を終えることができました。

今後はローテーション研修といった他病棟での研修も行われます。この度の研修で少しでも安心して次の課題へ取り組んでいただけたらと思います。また、この研修でたくさんの職員にご協力いただいたことに感謝いたします。