院内行事:ふれあい動物園

 

10月末、当院のグラウンドでふれあい動物園を開催しました!

今回もはるばる奈良から「animal deco./アニマルデコ」さんにお越しいただき、たくさんの動物がやってきてくれました。

各病棟の入院患者様や外来やデイケアの利用者様など、多くの方々の参加があり、会場は大盛況でした。

 

えさやり体験もでき、一生懸命に食べてくれるその姿におもわず笑顔になりますね。

いろんな部署の職員さんも業務の合間にのぞきに来てくれまして、わいわいと楽しい時間が過ごせました。

 

研修報告:アルコール・薬物依存関連学会

9月19日~21日に東京で開催されたアルコール・薬物依存関連学会に参加してきました!

医療従事者から当事者、その家族まで幅広く参加されていて、たくさんの講演、シンポジウムやポスター発表などが行われていました。今回は作業療法のシンポジウムもあり、依存症治療を行っている他病院の作業療法士さんのお話を聞く機会があまりなかったので、良い機会をいただきました。

学会が終わるとそのまま一緒に参加していた相談員さんと東京観光へ!

ひとまず有名どころは周ろうと、東京タワーや浅草、原宿などを巡り、もんじゃ焼きやオシャレなかき氷など、いろいろなものを堪能してきました。学会→観光と1日中動き回り、気づけば毎日2万歩くらい歩いていたことに驚きましたが、良い思い出です(^^)!

院外研修:令和6年度 新入職者野外研修

 

令和6年9月14日に新入職者野外研修で小野市匠台公園にて、バーベキューとスポーツ交流を行いました。

今回は新入職の方達と企画を考えて、話合いをしながら内容を検討しました。本格的にターフやバーベキューコンロを設置し、3グループに分かれて、肉・帆立・海老・生ソーセージを焼きどれも美味しく頂きました。まだ、とても暑い日でしたが、ターフによって日陰ができて風も通り涼しく外で食べる食事は格別でした。

次にチームにて斧で1本の薪を割り、木くずを作って火が点くまでの時間競争や、体育館にて、ボールトス・卓球・風船リレーを行い、チーム内で「頑張ってー」と声を掛け合いながら、盛り上がって、打ち解けていくのを感じました。

新入職の方から「仕事とは違う表情が見れて、一体感になり楽しかった」との声もあり、多くの職員の協力の元、この交流が出来ました。今回の野外研修が、他病棟のスタッフや上司とのコミュニケーションが取れるきっかけとなったことで、より良い看護に繋げて行って頂ければと思います。

認知症サロン

9月11日(木)、緑が丘町公民館にて開催されている『認知症サロン』ぐりーんカフェに参加させていただきました。このカフェは認知症地域支え合いグループ(みどりほっとクラブ)の方々で運営されています。数年前から参加させていただいております。

ここ数年は、コロナ感染症発生などで参加できない年もあり、今回、久々に参加させていただいた際は、みどりほっとクラブのメンバーの方と懐かしく会話できたことがとても嬉しかったです。

代表の挨拶から和やかな雰囲気でスタートし自己紹介、当月誕生日報告や体操など初参加の方も「楽しい会ですね」「次回、友達も誘ってきます」と笑顔で話されとのが印象的でした。

各テーブルには毎回参加者の方の手作りの折り紙やタオルクラフトなどの作品が飾られています。会談では、子供の頃や昔話など思い出話は大いに盛り上がり、あっという間に時間が過ぎてしまいます。

今回、秋がテーマ、各テーブルには彼岸花と月見団子が飾られており、とても素敵でした。会の終了時に、作品作成の方に「どうぞ」と声をかけていただき、ありがたく頂戴しますと即答して頂いて帰り、病院の待合室に飾らせて頂きました。

たくさんも方にぐりーんカフェのことを知っていただきたいと思います。

BBQ大会 7階病棟

 

9月6日(金)晴天の日に、7階病棟の患者様&スタッフでBBQを開催しました。

焼きそば・おにぎり・鶏肉・ソーセージ・豚肉・エリンギ・サツマイモのラインナップです。(あれ?BBQやのに牛肉が無いっ!)

  

焼きそばやおにぎりなどを食べて頂いている間に、スタッフが鶏肉や豚肉を焼いて順番に提供しようという作戦でしたがすごい勢いで食べ物が無くなり、結果的にお腹がいっぱいになってから鶏肉や豚肉を提供する形となってしまいました。ごめんなさい・・・もう少し段取り良く提供出来るように精進します(´・ω・)

のど詰めなどの事故や体調不良者が出ることなく無事に終われた事が、何よりもひと安心です。

 

猛暑の中、準備の段階からスタッフも汗流しながら頑張りました!

 

 

病棟医の医師達もウェイターとして働いてくれました!

参加された患者様からも好評でよかったです!

ひまわり

ときどき畑の様子をお届けしようと思いながら、気づけば夏野菜の収穫もほとんど終えてしまい(写真を撮るのも忘れていました…)、あとはサツマイモがすくすく育つのを待つばかりとなっています。

花壇の方はひまわりやマリーゴールドが元気です。水やりにいったときにスタッフがひまわりの写真を撮ってくれました。

8月も下旬に入り、暑さも徐々に和らいでくれますように。

皆さまも熱中症などに引き続き気をつけながらお過ごしください。

院内行事「納涼祭2024」

8月7日に納涼祭を行いました!

病棟のデイルームを会場に、いくつかのブースをセッティングして患者様にまわっていただくようにしましたが、やっぱり今年も射的は大人気!

射的に慣れない若者に、年配者から「なるべく近づいてな、こないして狙うんや」「腕もできるだけ伸ばしてええんやで」などアドバイスもあったりと、交流も楽しめました。

輪投げはビンゴになれば景品がさらに!ということで皆さん果敢に挑戦され、盛り上がりを見せていました。

大きなイベントのときは、患者様の多くが参加され、スタッフも含めて交流のきっかけにもなります。そして人とのつながりは病気の回復にとって、とっても重要な意味をもちます。

楽しみながら人と交わる、そんな機会をたくさん提供できればと思います。

三杉会46周年記念大会

  

令和6年7月13日(土)に、三杉会46周年記念大会を開催いたしました。

当院の急性期依存症専門病棟のスタッフを中心に企画準備を行い、アルコール依存症で入院中の患者様を始め、退院して外来通院中の方や、三杉会例会やデイケアに来ていただいている方など、多くの方にご案内させていただきました。

ちなみに三杉会ですが、昭和53年に断酒活動の一環として院内断酒会組織として結成され、今日まで活動を続けています。その間に、アルコール依存症治療プログラムが本格的に導入されたり、夜間例会が始まったり、地域の断酒会と合同でハイキングに出かけることも、今となっては恒例行事となっています。

 

会が始まり、御来賓から祝辞をいただいた後は、酒害体験談の発表に移り、入院患者様や退院した三杉会OBの方、ご家族の方に酒害体験をお話しいただきました。

回復の道を進むそれぞれの立場から、酒害の振り返り、自分や周囲の人たちへの影響、入院に至った経緯や入院中の気づき、そしてこれからの回復に向けての意気込みなどを参加者全員で共有し、有意義な時間となりました。

後半は神戸大学大学院医学部研究科 精神医学分野 山木先生より講演をいただきました。

 

「アルコール依存症治療の現在」と題して、最近のトピックスを交えながら、アルコール依存症治療の基礎的な部分を丁寧に解説していただき、参加者の方からも“わかりやすくて良かった”などの好評をいただきました。

今回は三杉会文集や記念品もリニューアルしましたが、いかがだったでしょうか。年に一度の記念に際し、三杉会も着実な歩みの中で少しずつ変化していきます。大切な伝統を変わらず紡いでいくことと、今の多様な時代にあわせて変化していくこと、両方を大事にしていきながらこれからも進んでいきたいと思います。

 

作業療法 7階病棟

~ 7階病棟 はたけ始めました ~

草でボーボーだった畑が、7階病棟の患者様と職員の手によって復活しました!

「皆で畑したいなぁ」の何気ない一言から始まり、生い茂る雑草の森へ果敢に挑戦。

 

草刈り機で雑草の森の奥深くまで突き進み、総動員で頑張りました。

徐々に土肌が見えてくるようになり、次は耕運機です。

 

この耕運機も平成18年に購入したものですが、まだまだ現役で頑張ってくれています。交代で操縦しながら、畑の土も徐々にふかふかになってきました。

そして5月に入り、肥料もなじんできたところで、畝作りと植付けです。

今年はミニトマト、キュウリ、オクラ、ナス、枝豆、サツマイモを植えましたが、大きく育ってくれるのを祈るばかりです。7階病棟の患者様もいっぱい手伝ってくださり、本当に助かりました。

また定期的に畑の様子もお届けしたいと思います♪

院内研修:メディキット研修

4月12日、メディキットよりサーフロ留置針の使用方法の説明・実技研修が行われました。

 

今年の新卒者や、少し不安のある経験者に向けて、刺入方向や血液の逆流確認、針刺し防止機能付き有無の説明をしていただきました。

人形の血管で実際に針を刺す手順を確認しながら、わからないことはすぐに講師に質問できたので、処置に抱いていた不安が少し解消されたように感じました。

研修を受けたスタッフからは、“これからの現場で実践していくにあたり、実際に針を持ってみて練習できて良かった” “わかりやすく聞きやすかった” “研修のタイミングが良くて、自分のためにも良かった” などの意見がありました。

経験者も再度振り返りの勉強となり、病棟に戻って周りのスタッフにフィードバックすることで、患者様により安全・安心に実践でき、針刺し事故防止にもつながるよう努めていきたいと思います。

今後も不安な気持ちが少しでも軽減できるよう実技研修に取り組んでいきたいです。