うつ病
精神的、肉体的なストレスが積み重なり発症する脳の機能障害で、以下のような症状が、うつ病の患者様にみられやすい症状です。
- 悲しく、憂うつな気分や沈んだ気分になる
- 何事にも興味がわかず、楽しくない
- 疲れやすく元気がでない、体がだるい
- やる気がおこらず、何をするにも億劫と感じる
- 寝つきが悪く、朝早く目がさめる
- 食欲がわかない
- 人に会いたくない
- 心配事が頭から離れず、集中力が続かない
- 自分を責め、自分は価値がないと感じる など
治療について
うつ病の患者様にとってまず大切なことが休養を充分にとり、可能な限りストレスを取り除くことです。その中で、お話を聴かせて頂きながら、ストレスへの上手な対応方法を身に着けていくための話し合いを行います(精神療法)。基本的には、診察時に医師が行いますが、当院では心理士によるカウンセリング(主に認知行動療法)を行うこともできます。
しかし、ストレスの原因がすぐに解決できないことも多く、症状に合わせてお薬(抗うつ薬など)を使用することがあります。脳の機能障害を回復させる薬剤ですが、メリットとデメリットを考慮して、患者様と一緒に治療の選択をしていきます。