薬物依存
薬物依存症は違法薬物の使用により生じる脳の病気です。摂取の方法に問わず違法薬物の摂取により脳の構造が変化してしまう病気であり、時に異常な言動や幻覚妄想などの症状を認めます。使用すると徐々に量や頻度が増え、次第に自身ではコントロールできなくなります。また、依存症は否認の病気とも言われており、使用している本人は、「いつでも止められる」と依存症であることや使用自体を否定します。その結果、家族と険悪になったり社会から孤立したりしていきます。
治療について
薬物依存症は継続した専門的治療が必要です。当院では通院に加え、アディクション(依存物質)外来や薬物ミーティングなどのプログラム治療を行っており、断薬へ向けたお手伝いをしております。