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葛本(卒後1年目)

私はこの一年間を振り返って学校で勉強したことと、実際の違いを感じました。また自分が想い描いていた看護と現実の看護の大きな違いに残念な気持ちと後悔を抱いています。 慢性期病棟で勤務し精神疾患だけでなく、身体合併症に対する看護や治療を学ぶことができました。また、慢性期であり長期入院の患者様であっても1人1人の生活があり人生があると感じます。そのため病気を抱えた人々として患者様と関わるのではなく、一人の人として、人生の先輩として関わらせていただくことが大切だと学びました。しかし、入院しているから、精神科だからといって実際は多くの制限があり患者様の可能性を伸ばすのではなく潰してしまっているのではないかと考えます。訪問看護の研修に行かせていただいた時に依存症や精神疾患を抱えていても、自立して生活している方々の姿を見て私は驚きました。それと共に病棟で生活している患者様も多職種が連携しサポートをすることで退院することができるのではないかと感じました。 しかし喜びや驚きを感じる中でも悲しみや後悔もたくさんありました。私が一年間働いて二名の方が亡くなりました。どうして早く気付けなかったのか、もっと何かしてあげれたのではないだろうかと考える日々が続きました。患者様にとって良い楽しい人生であっただろうかと考えました。そのようなことを考え少しでも早期発見できる観察力の必要性と患者様に少しでも自分と出会えてよかったと思っていただけるような看護師を目指そうと思うこたができました。  この一年で感じた様々な感情やたくさんの学びを忘れずに今後も患者様を第一に考えた看護をしていきたいです。

神津(卒後5年目)

私は看護学校を卒業してすぐ垂水病院に就職して、五年が経ちました。あっという間の五年でした。 初めの一年は不安と緊張でいっぱいでしたが、新人の私がケアにあたろうと手袋を手にした途端「どうしたん?一緒にいこうか?」と声をかけてくれるような温かいスタッフに囲まれ、不安と緊張はすぐにうすれていきました。とくにプリセプターの今村さんはいつも私の様子を気にかけてくれました。病棟が違った今でも会うと元気が出る存在です。温かいスタッフに囲まれ感謝の気持ちでいっぱいです。 二年目にはプライマリーナーシングが導入され、一人ひとりの患者様としっかり関われるようになりました。受け持ちの患者様の訴えの内容や表情・口調、そして毎日のように聴取させてもらった腸音などの変化から、状態の把握につなげられるように成長できたように思います。 そして、私の精神科看護にとって一番の転機が訪れたのは、四年目にSST担当になったときです。それまでの私の看護は、患者様の問題点を見つけようとしていました。それももちろん大切なことではありますがSSTを学習したことで、患者様の良いところや出来ている点を見つけようという視点で関わりを持つように変わりました。その結果、患者様からは「神津さんは誉めてくれるから好き」と嬉しい言葉をかけてもらい、患者様とよりよい関係が築けるようになったと感じています。 六年目、アルコール依存症専門治療病棟に異動となりました。垂水病院に入院された患者様が「垂水病院に入院してよかった」と満足戴けるような看護、関わりができるようになりたいです。

丸石(卒後10年目)

一般病院から垂水病院に職場を変えて振り返って見れば早10年。 長いようで短かった様に思います。最初は、怖いという感情が先行し、顔を引きつらせながら対応したり、先輩Nsの後ろに隠れたりして患者さんと向き合う事が出来ない日々を送っていたのを覚えています。少しずつ精神科看護を知ると「心の病は難しすぎる」、「治ることが少ない」。そんな感情が出現し、看護の中で自分に何が出来るのか?何を必要とするのか?を模索する日々に変わりました。一般病院では、入院したら退院するのが当たり前の為、なかなか退院できなかったり、住む環境が見つからないといったケースにあたると自分の知識不足を痛感することになります。何をすべきなのかを考えながら、自分の知識不足を解消する為に本を読んだり、パソコンで調べたり、他職種の方よりアドバイスを頂いたりして10年経過した今は、少しはスムーズに動ける様になったと思います。でもまだまだ反省することも多いです。 時々自分は、この仕事に向いていないと感じる時もあります。でもいつも私を見ていてくれる患者さん、「今日元気ないな」、「いつもよう働いてまだ帰らへんのか?無理したらあかんで」と声をかけて下さいます。最初は、怖くて仕方なかったのに「相変わらず怖いな、もう少し優しくしてな」と言われるまでに成長した私。勉強もできるこの環境でもう少し頑張ってみようかと思います。

西村(卒後10年目)

H19年5月に入職から10年目を迎えました。およそ20年前に看護学生で学んだこともあり、穏やかで ゆったりとした時間が過ごせると考えていました。期待と不安が入り混じったような気持ちで初日を迎えた事が 思いだされます。 期待とは裏腹で一週間もたたないうちに、それまで働いていた一般病院との違いに『辞めたい』という 思いが沸々と湧いてきました。その日の仕事をこなすのが精いっぱいで、三か月したら辞めよう、半年したら 辞めようと辞めることばかりが頭の中を埋め尽くしていました。しかし、今まで働いてこられたのはスタッフや 患者さんが『あんた大丈夫か』『休まなあかんで』『好きなことしたらええやん』『今までのあんたでええやん』 と、声をかけてくれたからです。 現在、北1病棟に異動し5年目を迎えます。異動当初、病気と捉えることができずに戸惑いました。 自身がお酒を飲めないこともあり断酒できない患者さんの気持ちが分からなかったのですが、好きなことを 一生止めなければならないと考えると少しではありますが、依存症と闘う気持ちを理解できるようになりました。 完治できなくとも回復できることを伝え続けていきます。

上原(卒後20年目)

平成8年4月21日に垂水病院に就職して、20年の歳月が経ちました。 振り返れば、もう20年!!早かったです。 たくさんの先輩方や職員の方々に支えられ、今日まで勤務することが出来ていることに 感謝しています。 昨年11月には、認定看護管理者研修(ファースト研修)に参加させて頂きました。このような教育システムが整備された職場環境に恵まれていることにも感謝しています。この研修では、多くの学びとネットワークを得ることが出来ました。また、キャリアについて考える機会となりなした。視野を広げることの大切さと、ワークライフバランスの必要性を改めて理解することが出来ました。そこで、私生活において新たな挑戦をするきっかけとなり、1月からスタートしています。 また、仕事においても、4月より地域医療連携室を立ち上げることになりました。 今年は、多職種と連携し当院の地域医療連携室としてのシステムを構築し、各部署に発信していきます。 ・地域医療機関からの紹介患者の診察相談・予約受付。 ・当院の患者様の他院への診察・転院等の調整。 ・地域医療機関への訪問。 ・地域医療に関する会議への出席。 ・指定通院医療会議への出席。 現在は、医療機関や施設からの患者さんのご紹介の際の窓口として、相談を受け受診日の調整を行っています。また、本人、家族、行政、その他からの相談は医療相談員で対応し受診日の調整を行っています。病床管理を確実に行い、最短で案内が出来るように調整を行っていきたいと考えています。 顔のみえるつながりを目指し、精神科地域医療連携室として、認知度をあげられるよう活動していきたいと考えています。
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